Episode1
単純転売で稼いでおり、物づくりはしたことがなく正直不安でした。
ただこのまま、売れてる人のを商品ページを見て真似して仕入れては販売する。 販売しては真似されて売れなくなり不良在庫。
商品生命力の低下を感じてきて、 この先このビジネスを続けていけるのだろうか?という不安の方が大きかった。
雇われること上がらぬ収入に不安を感じてこの中国輸入ビジネスに挑戦したのになぜか不安のままだった。
Episode2
中国輸入では売れてる商品をリサーチして仕入れて販売するわけだが、物を作るということは、既存商品に魅力をつけていかないといけない。
クラウドファンディングでは、世の中に広めたいという商品を提案し、支援していただくというスタイル。
自分の商品を作りたいというエゴだけでは 正直支援してもらえないという不安はあった。
ただ挑戦しないと雇われてたあのときともしかして何も変わらないのでは?と思いリサーチを開始した。
Episode3
初めての物づくり、サンプル(原型)となる商品選定をし、仕様変更・改善点をピックアップ。
具体的に何をしていいか分からず、時間・日ばかり経過し焦ることが多かった。
製品の寸法変更から、生地選び、ポケット位置・背中のクッション、ファスナーやスライダーの選定などから、想定される不具合対策を思い浮かべては改善・・・ やることはたくさん。
正直大変ではあったが、自分の商品をもてる!これが売れたら、(Amazonで言えば)相乗りされない商品がもてる! 初めてより2回目の方が物づくりに慣れるであろう!と、自分に言い聞かして毎日作業をこなしていった。
Episode4
最終章 初めての物づくりから初めてのクラウドファンディングでの販売・・ とにかく分からないことづくし。
写真撮影、文章構成、価格決めなど・・ Amazonで今までやってきたことと似てはいるが違う。
全てが完成して、クラウドファンディングで公開されたときは、売れると良いな!というより、ここまでよくやってきたな!という達成感のほうが大きかった気がした。
販売を開始してからは、作ったページの修正ができず、変えたかった部分がありもどかしい気持ちだった。
また販売期間を長くしたことで、 最初と最後の部分以外・・・ いわゆる中間の伸びが非常に悪かった
どうすることもできない。
次回クラウドファンディングに挑戦した際の 改善案と反省を考えていた。
クラウドファンディングが終わり、 結果的に164人の支援者と 2,497,700円の支援金を集めることができた。
正直 低くて300万円、目標にしていたのは400万円だったので残念ではあったが、 商品の質も良く、男女問わず使えるシンプルなリュックを世に出せたという満足感は大きかった。
また、今回特に感じたのは、中国輸入と同様「最初のリサーチが1番大事!」ということ。
いくら品質の良いものを作っても、売れる販売ページを作っても、ニーズのない製品を起点に、製品を作っては意味がないということ。
クラウドファンディングを始める前から、終わりまで、たくさんの商品、たくさんの販売ページを見てきてそう感じた。
最後に今感じてることは、失敗を恐れてやらないより、やってよかった!と思う。
それは支援者や支援金の多さではなく、自分のスキル向上に繋がったからだ。
クラウドファンディングを終えた今、当初の自分より写真も販売ページも作れる自信がついた。
迷われてる方は 中国輸入に挑戦したときの気持ちを思い起こし、クラウドファンディングにも挑戦してみてはと思います。