ナラティブクリニック みどり診療所   



    ~大人のひきこもりでお悩みの方へ~

                        
 

大人のひきこもり支援

●ひきこもりとは
ひきこもりとは、原則的に6か月以上にわたっておおむね家庭にとどまり続けている状態をいいます。部屋から全く出ることができない場合や、コンビニなどの決まった場所なら外出できる場合も含まれます。
●ひきこもりを支えるご家族の方へ
ご家族がひきこもりになってしまった際、ご本人もつらい状況にありますが、ご家族自身もその問題に向き合い、不安な気持ちで過ごされています。ひきこもりを何とか解決しようと思いつめてしまい、心理的な負担を抱えた状態に陥ってしまいがちです。誰かに話をすることで、気持ちが楽になります。ひきこもりのご本人を支えるご家族の方が健康でいられることはとても重要です。抱え込まずに、まずはご相談ください。
●回復を目指した支援
以前相談窓口で相談はしたけど、話を聞いてもらうだけで終わってしまった‥、そんな経験をされた方も中にはみえるのではないでしょうか。リワークセンターくららでは、電話による相談、ひきこもり支援医師による診察(往診対応)、保健師・専門家による定期的なフォロー、当院内のリワーク施設で社会適応に向けた訓練を一連して行うことが可能です。3~6か月を目標にひきこもり状態でなくなることを目標にしています。
●家族会の開催
同じひきこもりを抱える家族が交流する会を開催しています。同じ悩みや体験談などをもつ家族同士が交流することができます。ご家族が抱え込んでいる悩みを共有し合いましょう。

ひきこもり支援の現状

●以前も相談したことはあったけど、話を聞くだけで終わってしまった。その後はなんの連絡もなく、現在もひきこもりの状態は変わっていません。(ご家族Aさん)
ひきこもりのご家族は、すでにひきこもりの相談窓口へ行かれている方は多くみえます。問題を解決しようと、多くの情報を収集し、講演会や家族会にも参加されている方は多いです。しかし、現在のひきこもり支援では、相談機関から次へつながる支援を見つけられずにいる現状も多くみられます。解決の糸口がなく、ご家族の将来への不安は募ってしまいます。
●相談機関に出向いての相談がほとんどです。本人が誰かと話をすることに同意しても、家から出て相談機関までいくという二つの段階を踏むことはなかなか難しい様子で先に進みません。
(ご家族Bさん)
当院では、本人の状況を確認させて頂き、可能であれば訪問による診察も行います。
●ひきこもりの相談窓口にいきました。支援施設を紹介してもらいましたが、また違う場所に行くということで本人は行きたくないと言いだしています。(ご家族Cさん)
当院では、精神科ショートケアを併設しています。ご本人の状況に合わせて、利用をすることが可能です。相談からショートケアまでを一連として行うことができるので、本人の意欲が出たタイミングを逃さずに利用につなげていくことができます。

利用の流れ

①初回相談
まずはお電話にてご相談ください。現在の状況などを確認させていただきます。
②医師による診察
ひきこもり支援医師による診察を行います。状況により訪問にて診察することも可能です。
③保健師・専門家による定期的フォロー
定期的に面談を行います。ご本人の状況確認やご家族の方のお話も伺います。
④リワークセンター くらら
個別の状態に合わせて利用開始となります。当センターに通っていただくことで規則正しい生活リズム構築へ導きます。プログラムを受講し、社会生活適応へ向けた訓練を行います。同じ悩みを共有できる仲間と交流することができます。
⑤定期的な家族会
ご家族同士の交流ができるよう、定期的に開催しています。

家族会のご案内

家族会開催の最新情報を掲載します
 
家族会開催日

リワークセンター くらら

〒458-0021 名古屋市緑区滝ノ水一丁目908番地

お問い合わせ

052-918-2448

利用時間

平日 9:30~12:30 /12:30-15:30
 

休診日

土曜日、日曜日、祝日